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平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書

経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書 講談社 1,365円

NHK大河ドラマ『平清盛』を見ています。これがなかなか面白い。ドラマの影響もあるのでしょう、本書もよく売れています。作者は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社新書)、『女子大生会計士の事件簿』(角川文庫)などのヒットで知られる、公認会計士の山田真哉さん。「なぜ、会計士が平清盛の本を?」と思われるかもしれませんが、山田さんは神戸出身で会計士になる前は歴史学者を志していたそうです。宋との貿易で経済力をつけ、勢力を拡大していった平家が、どうして滅亡したのか。その謎を解き明かします。貨幣制度を本格的に取り入れたのは平清盛であり、経営者としてかなり優秀だったとか、源氏に敗れたのではなく自滅だったなど、新たな仮説や発見に出合えました。会計士ならではの着眼点が光る歴史と経済の読み物です。