そうか、もう君はいないのか 新潮社 1,260円
『総会屋錦城』『小説日本銀行』『落日燃ゆ』など数多くの作品を世に送り出し、昨年(2007年)3月に亡くなった作家の城山三郎さん。経済小説のパイオニアとして知られる城山さんが最後に書いたのは、7年前にがんで先立たれた奥様への思いでした。娘さんが遺稿を発見し、それを編集者が整理。昨年暮れに『小説新潮』で掲載されたものです。本書には、二人の出会いから奥様の看病と最期の別れに至るまで、さまざまなエピソードが綴られています。狙って書かれた感じは一切なく、じーんとくるところがいっぱいで、涙なしでは読めない作品です。1月25日に発売されたばかりですが、ものすごい売れ方です。
(2008年01月30日) | コメント (0) | トラックバック (0)
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