赤めだか 扶桑社 1,400円
身長が伸びたため競艇選手になるのを諦め、17歳で立川談志に入門した立川談春の自伝小説です。初めて談志の落語を聴いたとき、人生で最初のショックを受け、談志の弟子になろうと決めた談春は、高校を中退し、住み込みで新聞配達をしながら修行に励みます。ライバル志らくへの思いや男同士の嫉妬、葛藤がよく描かれています。一人の男がひとつの職業を全うする格好良さ、談志への深い愛を感じました。弟子だから知っている本当の談志の姿、人間立川談志の魅力など、落語のことを知らなくても十分楽しめます。それに、文章がものすごくうまい! 最初は落語コーナーで展開していましたが、文芸コーナーに置いても人気です。
(2008年07月30日) | コメント (0) | トラックバック (0)
« 女女格差 | 一覧 | 宇宙旅行はエレベーターで »
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.marunouchi-office.jp/mt/mt-tb.cgi/1504

