
幕末の将軍、慶喜は自ら国事に奔走した将軍でした。儀礼や伝統、血統に重きをおく「権威の将軍」から「国事の将軍」へ。12代家慶から、家定、家茂、慶喜まで、頑張れば頑張るほど自らの権威を落としていった彼らが、幕末の危機にどう対応していったのか。幕府を倒す側の視点ではなく、守る側の視点で書かれているのが新鮮に感じました。徳川将軍の話となると、もっと前の将軍の話が多いので、家慶、家定、家茂らの人物像や苦闘を知ることができて、おもしろかったです。
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