この胸に深々と突き刺さる矢を抜け<上><下> 講談社 各1,680円
主人公は有名週刊誌の編集長。妻と娘がいて、世間では幸せそうに見える家庭ですが、実は大きな問題を抱えていたり、主人公の職業柄、現代の日本が抱える問題も数多く取り上げられているのがおもしろいところです。仕事をエサにグラビアアイドルと寝るところから始まり、社内抗争、スクープ記事に対する上層部からの圧力、不倫など、スキャンダラスな出来事が続きます。作者の白石一文さんは週刊文春出身だけに、小説とはいえ、とってもリアルに感じます。読み出したら止まらず、上下巻を一挙に4時間で読んでしまいました。最後には点と点がつながり、読後感もなかなかです。
(2009年04月08日) | コメント (0) | トラックバック (0)
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