
0年安保闘争から日大闘争、安田講堂攻防戦までを振り返り、社会科学的に検証した本です。なぜ1968年に学生運動が高揚したのか。著者の小熊英二さんは「高度経済成長による社会の激変に、若者たちが集団アレルギー反応を起こした」のが最大の原因だと言います。当事者の回想録ではなく、あの時代の叛乱について客観的に分析し、研究したもの。1,000ページを超える分厚い本ですが、なんとこれは上巻。下巻「叛乱の終焉とその遺産」もこの後発売になります。『1968年に日本と世界で起こったこと』(毎日新聞社)などで時代背景を確認しつつ、読んでみてはいかがでしょうか。
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