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リア家の人々

リア家の人々 新潮社 1,680円

戦時中から戦後を舞台にした、明治生まれの文部官僚一家の物語。発売されたばかりですが、今後書評などで話題になっていきそうな本です。戦後、公職追放される父、家族を必死で守ってきた妻の死、子供から自我を持つ大人の女性へと成長していくキャラクターの違う三人の娘。一つの家族の歴史が戦争から学生運動へ至る時代の大きな流れとリンクしながら描かれています。一歩引いた目で学生運動を見ている末娘の生き方が特に興味深いです。学生運動をテーマにした小説は多いですが、こういう視点で描いた物はあまりないので新鮮でした。

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